第1200回 例会 令和4年10月20日

100%出席例会達成
目次

会長挨拶

こんにちは。 本日のゲストを紹介したいと思います。第2780地区ガバナー佐藤 祐一郎様,第6 グループ ガバナー補佐 冨岡 弘文様(大和RC)米山奨学生のヨハンナ様。改めまして、皆様こんにちは。

本日は佐藤 祐一郎ガバナー、そしてガバナー補佐であります冨岡AGにようこそお越しくださいました。

本日は最後までよろしくお願いいたします。 まずはじめに実は佐藤ガバナーと富岡AGがお越しということで私どもおもてなしの気持ちと新たに会員の親睦・意識の向上ということで100%出席例会を企画いたしました。結果ZOOMの方3名含め100%達成いたしました。本当に会員の皆様のご協力ありがとうございます。ご紹介したのですが、谷口先生。2年ぶりになりますかね。医療従事者で本当にコロナの中出席が難しかったなか、今日お越しいただいて本当にありがとうございます。 

第2780地区ガバナー佐藤 祐一郎様

第6Gガバナー補佐 冨岡 弘文様(大和RC)

米山奨学生 ヨハンナ

バッチ授与

松本会員
山本会員

卓話 第2780地区ガバナー佐藤 祐一郎様

どうも、こんにちは。

今日は本当にありがとうございます。

小川会長、伊藤幹事をはじめ、100%出席で出迎えていただき、私の立場としても本当に嬉しいです。

海老名欅ロータリークラブは出席免除会員もなく、国外からもwebで参加している会員もいるとのこと、本当に素晴らしいです。

さて、まずはRI会長ジェニファージョーンズについて話します。

皆さんご存知の通り、女性初のRI会長ですが、彼女は「女性だから会長になった」と言われることをとても心外に思っており、RI会長に相応しいのが自分であり、たまたま性別が女性だっただけのことと言っております。

性別ではなく能力で評価することが大切です。

そんなジェニファージョーンズが打ち出したテーマが「イマジンロータリー」です。

「ポリオのない世界を」
「安全な世界を」
「子供達が字を書いたり読んだりできる世界を」
「病気のない世界を」
「優しさ、希望、愛、平和を」

そんな世界を想像(イマジン)してください。

RI会長はこのように言っています。

しかし、これぐらいしか言ってくれません。
細かいことは何も言ってくれません。
きっと自分たちで想像していって欲しいということなのでしょう。

そして、RI会長が終始一貫して言っていることが、

「クラブの会員ひとりひとりを大事にしなさい。」
「優しさと配慮を持って接してください。」
「居心地の良いクラブにしてください。」
「全ての会員に役割を与えなさい。」
「誰ひとり取りこぼすことのないようにしなさい。」

ということです。

そうすることで、活気のある輝くクラブになると言っています。

そこで大切になるのがDEI(多様性)です。

人それぞれ価値観が違い、多種多様な生き方があり、それを互いに認め合って受け入れていこうという考えです。

世界では日本人が考えているよりも高いレベルで多様性が求められています。

しかし、私は個人的に以前から疑問に思っていることがあります。

本来、平等を謳うのであれば、「機会の平等」であるべきではないか?
なのに今、多様性で求められているのは、「結果の平等」であり、これでは良くないのではないだろうか。

ですが、よく考えて、気がつきました。

「結果の平等」ではなく、「担えるようにする」ことが大事であり、「作業を分かち合う」ために、手を差しのべるのが多様性の考え方ではないでしょうか。

RI会長が求めている多様性は、これなんだと思いました。

次に、ロータリークラブの「親睦」という言葉について話します。

日本語では「親睦」と訳していますが、英語では「fellowship」と言います。

親睦という言葉から私たちは「friendship」と考えてしまいがちです。

しかし、実際には「fellow(仲間)」なのです。

仲間である為には、ただの友達を超えて、強い絆で肩を組める関係でなければなりません。

会員みんなが同じ精神で並ばなければなりません。並べるように皆で助け合わなければなりません。

だからこそ、RI会長は誰一人として取りこぼさないクラブでありなさいと言っていると思います。

次に、職業奉仕についてです。

職業とは、天から与えられた役割だと考えられています。

昨今の国際ロータリーの動きとして、これまで日本で考えられてきた「哲学的・倫理的職業奉仕」とは違っているようにも見えます。

しかし、天から与えられた役割が職業であるならば、それはお金を稼ぐ職業だけではなく、あらゆる人が生活の中で担っていること全てが天から与えられた役割であり、職業と言えます。

そういった「生活の中の役割」を奉仕に活かすことが、これからのロータリークラブの「職業奉仕」なんだと思います。

最後に、地区のテーマについて話します。

私は今年度の地区のテーマを「取り戻そう」としました。

何を?会員数を?

会員の増強について私は目標数値を設定していません。

それよりも大切なものを取り戻したい。

それは、「誇り」です。

とあるロータリーの国際会議で、こんな質問がありました。

「ポリオはいったいいつになったら終わるんだ?いつまでやるんだ?」

この質問の返答に当時のトップ達は皆困っていました。

そんな中、ひとりの方が答えました。

「そんなこと、誰にも分からない。神様だって分からない。」
「しかし、これはロータリーが始めたことなんだ。」
「なにがなんでも、絶対に根絶するんだ。」
「それがロータリーの誇りだ。」

会場はスタンディングオベーションで大きな拍手に包まれました。

私もとても感激しました。

最近、「誇り」という言葉をあまり使わない気がします。

では、具体的に、私たちの「誇り」とは何か。

私たちの今があるのは、100年以上、長い間ロータリアンが培ってきた行動と、活動のおかげです。

そんな方達の心の記録、レガシーを私たちは背負っていかなければならない。

それが今の私たちロータリアンの「誇り」なのです。

そういう気持ちを、もしも忘れているのであれば、是非とも取り戻して欲しい。

そして、その誇りと共に、次の世代へつなぐ新しいレガシーを作って欲しい。

それが、ロータリアンにとって一番大事なことであり、私たちはそんなとてつもない大変な役割を担っているんだということを、皆さんにもご理解いただけたらと思います。

本日はフルバージョンで話してしまいました。
どうもありがとうございました。

10月のお誕生日 おめでとうございます。

本多会員
下郡山会員

今日の例会

出席報告

会員数出席数出席率
36名36名100%

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