第1334回

こんにちは。 本日はまず、ゲストをご紹介させていただきます。本日卓話を担当してくださいます、NPO法人アクセプト・インターナショナル コミュニケーション局長の山崎琢磨さんです。山崎さん、後ほどよろしくお願いいたします。
さて、3月も残り2週間となりました。先週のチャーターナイトを含め、いよいよ30周年に向けたカウントダウンが始まっています。親睦委員会の小川委員長とも「30周年式典は全員出席、出席率100%を目指そう」と色々と話を詰め進めているところです。
伊藤副委員長も、皆様に出席いただけるよう様々な企画を検討してくださっていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
個人的な話になりますが、1月の合同例会を欠席した際に4キロほど痩せまして、「このままいけるか」と小さめのズボンを買ってみたのですが……やはり甘かったです(笑)。今日はそれを無理して履いてきましたが、あと数キロ、時間をかけてでも落としていこうと思っています。もし少しでも痩せたなと気づいたら、ぜひ声をかけてください。
スポーツ界に目を向けると、WBCが終わりました。まさかのベネズエラ優勝ということで驚きましたが、どこが勝ってもおかしくない超一流の選手ばかりでしたね。これからは日本のプロ野球やメジャーリーグ、そして今日からは選抜高校野球も始まります。 さらに6月には、飯島さんも大好きなサッカー・ワールドカップも控えています。今年は行事が多くて忙しくなりますが、まずは何より30周年を成功させ、皆で盛大に打ち上げをしたいと考えています。
今日の出席者はまだ少し寂しい状況ですが、30周年に向けて出席率を72%、80%と徐々に上げ、当日は100%に持っていきたい。来られない会員の方へのアプローチなど、皆様のご協力がどうしても必要です。事情はあるかと思いますが、私も精一杯努力しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
卓話:NPO法人アクセプト・インターナショナル 山崎琢磨さん

【講演録まとめ:理不尽な悲しみの連鎖を止める挑戦】
1. はじめに:海老名との深い縁
本日は貴重な機会をいただき、ありがとうございます。NPO法人アクセプト・インターナショナルの山崎琢磨です。実は先月も海老名のクラブで卓話をさせていただきましたが、今回こちらに伺ったのは不思議なご縁があったからです。
こちらの松木会長のご実家は私の実家のすぐ裏にあり、私は幼少期から「檀家の子」として可愛がっていただいていました。また、以前こちらから奨学金を受けられた岡山夏樹さんが、フランス留学中に私たちの活動にリモートインターンとして携わってくれていたことも知り、彼女を通じて今回のご依頼をいただきました。地元の皆様の前でお話しできることを光栄に思います。
2. 活動の原点:死を意識した「ひき逃げ事故」
私は海老名で育ち、厚木高校から慶應義塾大学へ進みました。当初は「大企業に入ってお金持ちになりたい」という典型的な野心を持っていましたが、入学直後の4月、人生を一変させる出来事が起きました。
夜のバイト帰り、自転車で坂を下っていた際にひき逃げ事故に遭ったのです。犯人は今も捕まっていませんが、誰もいない夜道で死を強く意識したその瞬間、「助かったこの命を、何か意味のあることに使いたい」という思いが芽生えました。そんな折、同じ海老名出身で、現在の代表である永井陽介に出会い、彼の活動に共鳴してこの道に進むことを決めました。
3. 「アクセプト・インターナショナル」の特異な使命
私たちの団体は、世界中の紛争地で「テロ組織の元戦闘員や投降兵」の脱退・社会復帰を支援しています。なぜこれが必要なのか。それは、武力で制圧しようとすればするほど、憎しみと復讐の連鎖が深まるからです。
テロリストと呼ばれる若者たちの背景は様々です。弟を政府軍に殺された復讐心から入隊した者、武装組織に強制的に連れて行かれた者、貧困ゆえに武器を取った者。彼らもまた、一人の人間です。私たちは彼らを拒絶するのではなく、まずは「受け入れる(アクセプト)」ことから始めます。彼らが組織を離脱し、社会に戻る仕組みを作ることこそが、紛争を根本から解決する唯一の道だと信じているからです。
4. 命がけの「足抜け」支援と日本人の強み
活動はリスクを伴います。支配地域にいる戦闘員にラジオやビラで「やり直せる」という情報を届け、彼らが命がけで逃げ出してくるのを待ち合わせ場所(ランデブーポイント)で救出します。その後はカウンセリング、読み書きの教育、大工などの職業訓練を行い、社会の一員として自立できるよう伴走します。
この活動において、「日本人であること」は大きな強みです。私たちは欧米のような当事者国ではなく、中立的な立場として信頼を得やすい。また、広島・長崎の壊滅から復興を遂げた日本の歴史は、彼らにとって大きな希望とリスペクトの対象となっています。
5. 憎しみの連鎖を超えて:未来への希望
支援した一人に、ヌルという青年がいます。彼は弟を政府軍に殺された怒りからテロ組織に入りましたが、私たちの支援を経て更生し、現在はスタッフとして刑務所の若者に向き合っています。また、かつて日本の商船を襲った元海賊も、今は私たちの最も信頼できる仲間の一人です。
紛争解決に即効性のある答えはありません。しかし、目の前の一人が武器を置き、誰かのために生きる側に回る。その小さな変化の積み重ねが、理不尽な悲しみの連鎖を止めると確信しています。
例会の様子


出席報告
| 会員総数 | 出席 | 出席率 |
| 34名 | 22名 | 64.71% |





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