例会 第1315回 令和7年 10月16日

目次

第1315回例会  ガバナー訪問

会長挨拶

海老名玉入れ大会の参加ありがとうございます。

先日の玉入れ大会、ありがとうございました。
「海老名玉入れ」については、来年どうなるかまだ課題もありますが、シニアチームは優勝できました。
長い間、「海老名欅ロータリークラブ」として活動を続けてきましたが、この取り組みがいつまで続けられるのかという思いもあります。

さて、少し個人的な話になりますが、明日で私も62歳の誕生日を迎えます。
ありがとうございます。
先ほどガバナーからもお話がありましたが、誕生日を祝ってくれるのは近所のスナックくらいでして(笑)、それももう終わったところです。

今年一年を通して、本当に多くの事業を行ってきました。
特に今月は、今日お越しいただいている鎌倉クラブの例会に、月末に皆でお邪魔する予定です。
こうした活動を通して、「親睦を深める」というテーマのもと、さまざまな事業を展開してきました。
そして大阪万博にも行かせていただき、とても有意義な経験になりました。今日は少し長くなりますけど、1日よろしくお願いします。


ゲスト・ビジッターの紹介

中込ガバナーエレクト挨拶

公式ガバナー訪問の貴重なお時間をいただきまして、大変恐縮です。本日は次年度貴クラブから辻啓明さんをアシスタントガバナーにご排出をいただき、そのお礼も兼ねまして、お邪魔させていただきました。私も力不足が多々ありますので、鎌倉クラブの協力がなければ、おそらく1年間ガバナーとしての勤め上げるのは難しいとクラブにお願いしております。こちらの皆様も辻啓明 AGにお力を貸していただきたく、お願い申し上げます。本年度松下年度真っ最中でございますので、松下年度が終わりましたら、辻AGにスイッチを切り替えてご協力お願いいたします。

改めて、こんにちは。 鎌倉ロータリークラブ所属しております、長南光紀です。 来年度地区幹事を務めさせていただいく予定でおります。今中込エレクトの方からお話がありましたが、さまざまなクラブの方に出席せていただいております。勉強させていただきまして、また来年度の地区運営に務めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

米山奨学生 程学成くん 

2780地区 2025−2026 松下ガバナー

皆さま、第一の使命は「奉仕」だと考えております。
そして第2の目的は、「会員の皆さまの成長」です。

皆さまは日々お仕事をされ、さまざまな方と出会い、お話をされています。人は一生を通じて成長し続けるものですが、自分一人だけでの成長には限界があります。やはり、新しい人の話を聞いたり、違う考え方に触れたりすることが大切だと思います。

また、皆さまの経験、特に失敗も含めた学びを新会員に伝えることも、とても重要です。
学校の試験でも「わからないところを人に教えると、自分の理解も深まる」と言われます。まさに同じことで、皆さんの経験を伝えることが、皆さん自身の成長にもつながります。

そうした意味でも、ぜひ会員増強や交流の輪を広げることに力を入れていただきたいと思います。
後ほどのクラブフォーラムでは、東京委員長から熱い思いを語っていただきます。ぜひご期待ください。


次に、ロータリー財団について少しお話をさせていただきます。
このクラブは本当に素晴らしいクラブで、皆さまの思いが強く、毎年しっかりと地区目標を達成してくださっています。

ロータリー財団には「年次基金」と「恒久基金」があります。
年次基金は3年間の運用後に再び地区へ戻る仕組みですが、恒久基金は元本を保全したまま、運用益だけを奉仕活動に使うものです。
以前は「ベネファクター(遺贈寄付)」をお願いしておりましたが、個人へのお願いは負担が大きく、ハードルが高いものでした。

現在は地区全体として、総額10万ドルの寄付を目指しています。
毎年8万ドル前後は集まっていますので、あと一歩、皆さまのご協力をお願いしたいと思います。

恒久基金の運用益は、年平均で約6%。
昨年度も約3万4千ドルの運用益が生まれました。これはロータリー財団がある限り、永続的に続く仕組みです。
つまり、今日1000円を寄付すれば、それが未来永劫、少しずつでも奉仕の原資を生み続けるということです。

およそ20年で元が取れる計算ですので、50周年を迎える頃には、今の寄付が元本を残したまま全額戻ることになります。
ぜひ1000円でも2000円でも、「恒久基金」にご関心を持っていただければ幸いです。


次に、ポリオ根絶についてです。
現在、残り2か国ですが、なかなか完全な収束には至っていません。
イスラエルのガザ地区では、戦争の影響でワクチンが打てず、再びポリオが確認されました。
ワクチンを接種しない地域では、必ずポリオが発生します。

停戦のたびに一時的に収束しても、ワクチンが届かない限り根絶はできません。
日本は国がワクチンを供給していますが、もしロータリーやビル・ゲイツ財団が支援をやめてしまうと、ワクチンを買えない国が出てきます。

そうなると、また世界的な流行が起こりかねません。
どうか引き続き、ポリオ根絶へのご理解とご協力をお願いいたします。


続いて、米山奨学会についてです。
本日も優秀な米山奨学生の方が来てくださっています。

よく「中国の奨学生が多い」と言われますが、それは留学生全体の6割以上が中国出身だからです。
つまり、それだけ多くの若者が日本に関心を持ってくれているという、ありがたいことでもあります。

また、「今の中国は裕福だから支援は不要では?」という誤解もありますが、米山奨学会は経済的に困っている学生を支援する制度ではありません。
目的は「国際理解」です。1952年の創設当初も、日本を理解し、母国で平和の架け橋となる人材を育てることを目的としていました。
経済状況ではなく、志や学問への姿勢を重視しています。

ですから、裕福・貧困といった条件で判断するものではないという点を、ぜひご理解ください。


青少年奉仕活動については、ボランティア誓約書の内容が厳しくなっているという声をいただいています。
現在、佐々木直前ガバナーを委員長とする委員会で、少し緩和できるよう検討を進めています。

ただし、ロータリーが青少年に関わる事業を行う際には、「青少年を守る」という意識を必ずパートナーにも共有していただきたいと思います。
それが公共イメージの向上にもつながります。


最後に、国際共同委員会についてです。
現在、ウクライナとの連携を進めています。
ウクライナは汚職が多く、資金が届きにくい国でもあります。
そこで、現地ロータリアンと直接つながる仕組みを構築中です。

震災など国内の支援にも目が向かいがちですが、ウクライナの支援も忘れてはなりません。
復興に向けた支援を継続できるよう、どうぞご理解をお願いいたします。


少し時間を超えてしまいましたが、以上で私の話を終わらせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。

例会場の様子

出席報告

会員総数 出席 出席率 
33名 23名69.76%

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる